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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[456]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/06/15(水) 23:34:47 ID:???

警備員「お、お前は本郷猛! どうやって嗅ぎ付けた!?」

本郷「(俺の事を知っている? それにこの反応……もしや)貴様、ショッカーの戦闘員か!」

警備員「何を白々しい事を言っている! 全て承知の上で来たんだろう!
    だがここで会ったが百年目、今日こそショッカーの宿敵であるお前の最期を看取ってやる! イーッ!!」

 本郷の予想通り、警備員はお約束の掛け声を上げながら体を回転させる。
 と、彼の姿は一瞬の内に全身黒ずくめのショッカー戦闘員へと変貌した。
 それと時を同じくして工場内に警報が鳴り響き、どこからか無数のショッカー戦闘員が姿を現し始めた。

戦闘員ズ『イーーーーーッ!!』

海城「この数……これでこの工場がショッカーのプラントである事ははっきりしたな」

本郷「ああ。だが良くない事態だ。この騒ぎにこの戦闘員の数。明らかに俺達を足止めしようとしている。
   時間を稼いでいる間にプラントの設備やショッカーに関わる証拠品を処理するつもりだろう。
   くそ、折角奴らのプラントを潰し尻尾を掴むチャンスだったというのに……このままではただの無駄骨だ」

 本郷の指摘通り、戦闘員達は明らかに本郷たちの進路を阻む事を目的に動いていた。
 このまま思惑通り時間をかけてしまえば折角の潜入工作が全て無駄になってしまうだろう。
 襲ってくる戦闘員をなぎ倒しながら歯噛みする本郷に、同じように戦闘員を叩きのめしながら海城が一つの提案をする。

海城「外にいる新命達なら地底にも潜れる万能戦車『バリタンク』で地下施設に奇襲をかけられる。
   設備を移送される前に破壊する事が可能なはずだ。
   ただし、バリタンクのパワーじゃ証拠品まで纏めて破壊してしまうだろうだろうがな。
   どうする、新命達に救援を要請するか?」

本郷「……」


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0ch BBS 2007-01-24