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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[476]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/07/13(水) 20:27:30 ID:???

 モニター越しにゴレンジャーによって施設を蹂躙される様を目の当たりにしたゾル大佐。
 彼は状況の打破が難しいと判断すると、すぐさま戦闘員達に指示を飛ばす。

ゾル大佐「くっ……最早設備の持ち出しも難しいか。止むを得ん。現時点を持ってこの施設を放棄する。
     自爆装置を作動させろ! せめて本郷や奴らを巻き添えにするのだ!」

戦闘員「イーッ!」

 指示を受けた戦闘員は手早く指令室の計器を操作し、それを確認したゾル大佐は足早に指令室から立ち去る。
 それと時を同じくして、地上で戦闘員達を相手にしていた本郷と海城もまた脱出の算段を立てていた。

本郷「先程の地下からの振動、どうやら新命達が地下への攻撃を始めたようだな」

海城「ああ。これで地下のプラントの方は確実に潰せるだろう。問題は……」

 戦闘員達をなぎ倒しながら会話をしていた二人であったが、地下からの爆発音と大きな揺れによってそれは遮られる。

海城「……やはり基地を放棄して爆破に移ったか。ここを俺達の墓場にするつもりらしい」

本郷「折角だが俺には過ぎた墓場だな。遠慮させてもらおう。急いで脱出するぞ」

 危機的な状況ではあるが、この事態を予想していた二人は落ち着いた様子で出口に向かって駆け始めた。
 勿論戦闘員達は二人の脱出を阻もうと行く手を遮るが、彼らにとっては物の数ではない。踏んできた場数が違うのだ。
 それから数分後、HUGAR欧州工場は地下のショッカー怪人プラント共々大爆発を起こすのであった。


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0ch BBS 2007-01-24