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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[558]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/29(木) 22:47:45 ID:???

 こうしてWユースへ参加する為の道筋がはっきりと定まった地獄兄弟。
 そうなれば火急に解決すべき課題はただ一つ。

黒井「さて、あとはお前らの足りないメンバーの穴埋めをどうするかだな」

 である。
 現状の地獄兄弟は矢車、影山、剣、松山、小田、阿部瑠、○池、マッケンジー、地獄マスク二の九人。
 いずれ超人墓場から復活するカメハメJrを含めても十人しかいない。
 更に言うならば流石に地獄マスク二はワールドクラスの相手にスタメンを張るのは心許なく、
十一人きっかりでも不慮の事故で欠員が出た場合などに対処が出来ない。
 本気でWユース優勝を狙うのであれば早急に二、三人の人員補給が必要であった。
 しかし、彼らにとっての人員補給はただ人数を集めれば良いという物でない。

矢車「……言っておくが、サッカーが出来るというだけの理由で相棒を増やすつもりはない。
   俺達は地獄の住人であり全員で一つの生き物。迎え入れるのは同じ地獄を見た者だけだ……」

 彼らはサッカーチームではない、地獄の兄弟である。その鉄則を崩すつもりは矢車達には微塵もなかった。
 それは当然鳴滝も承知の上である。

鳴滝「分かっているとも。メンバーに関して私の方から何かを口出すつもりは毛頭ない。
   移動手段だけ提供させてもらうつもりだ」

 鳴滝はそう言うと指を軽く鳴らした。
 すると先程彼がここに現れた時と同じように目の前の空間が歪み、オーロラのような壁が出現する。

鳴滝「これを使えば空間や次元を好きに移動できる。すぐさま他の土地に行ったり異世界に行ったり、死者の世界へも行く事が可能だ」

剣「死者の世界だと!? それならばカメ・ハーメを迎えに行くことも出来るんだな!」

鳴滝「ああ。だが死者を連れて帰るとなるとそれなりの障害も待ち構えているだろう。行くにしても準備が整ってからをお勧めするぞ」


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0ch BBS 2007-01-24