【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[66]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 ：2016/01/17(日) 23:06:53 ID:???

せりあい

神「今はポストプレイの練習かな」

サッカーの神「合点承知や。ほんじゃ練習場へ移るでー」

　言うが早いか、サッカーの神は何もない所に指で大きく丸を描き始めた。
　と、いきなりサッカーの神の指に沿う形で何もない空間に切れ目が入って行く。
　そうして円を描ききると、円の内側は真っ黒に染まりどこかへと通じるトンネルのような物が完成するのだった。

滝「な、なんじゃそりゃ……」

サッカーの神「ん、これはうちらが修行をする時に使う空間へ移動する為の技や。
　　　　　　　この真っ暗な場所は時間の流れが通常の百倍くらいに遅くなっとんねん。
　　　　　　　ここで今から無駄乳ネズミのポストプレイが上手くなるまでみっちりと特訓をさせるって寸法やな」

神「……やっぱりこれ使うんのだ。はぁ、どんだけかかるんだろ。じゃ、行ってくるね」

　なんとなく特訓の内容を察していたのか、神は深々とため息をつきながら穴の中へと入っていく。
　続いてサッカーの神もその中へと入り――すぐにまた顔だけを外に出すと滝とギリアムに衝撃的な事実を伝えてきた。

サッカーの神「そうや、言い忘れとった。あんさんカーブシュートの蹴り方間違っとるで」

滝＆ギリアム「「なにィ」」

サッカーの神「ギリアムはんは間違った蹴り方で無理矢理使うとったみたいやけどな、本当は別の蹴り方があんねん。
　　　　　　　これ正しい蹴り方な。ほなな～」

前次写