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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[672]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/01/04(水) 20:47:31 ID:???

B:矢車「……ブラジルだ。あそこから地獄の臭いがする」 ▼ブラジルに向かい、GKサルサノに出会います


矢車「……元の世界のブラジルに連れて行け。あそこから地獄の臭いがする」

鳴滝「地獄の臭いとはまた漠然としているな。まあいい。任せておけ」

 矢車が次に仲間を集める場として選択したのは、デュエルの世界とは打って変わって現実世界のブラジルであった。
 この提案に鳴滝は少々驚いた様子を見せたが、元よりこの旅の主導権は地獄兄弟の物。
 鳴滝は特に文句を言う事もなくオーロラを作り、一行をブラジルへ連れて行くのだった。
 そんなこんなでデュエルの世界からブラジルにやってきた地獄兄弟一行。
 オーロラを抜けた彼らが真っ先に目にしたのは――

○池「TSU○AYA?」

 日本でも有名な某レンタルショップTSU○AYAであった。

影山「なんだ? 間違えて日本に戻ってきたのか?」

マッケンジー「いや、良く見ろ。周りの人間は殆ど外国人だ。偶然TSU○AYAの前に来ただけでここはブラジルと見て間違いないだろう」

 突然の事態に戸惑う兄弟達であったが、マッケンジーの言葉によって平静を取り戻す。
 そうなれば次はどこへ向かうかであるが、矢車の行動は早かった。

矢車「……ここに出たのも偶然ではないだろう。中に入るぞ。恐らくここに俺達の兄弟がいるはずだ」

松山「フフフ……義兄さんが言うんなら間違いないだろうね」

 目の前のTSU○AYAがあったのも地獄の導きだろうと店内へと足を踏み入れる矢車。
 それに続き、松山たちも続々と店内へと乗り込んでいくのだった。


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0ch BBS 2007-01-24