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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[72]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/19(火) 23:56:16 ID:???

 こうして何かにつけて罵声を浴びながら練習をする事約十日(現実世界で約二時間)。

神「っていうかアンタ同性だからってセクハラ発言しすぎ! どこの女子高の生徒だっての!!」

サッカーの神(クリアー)「どわあっ!?」

サッカーの神(ストライカー)「おおぅ、ウチの利き足ドンピシャの所に落ちてきおった……」

 神は大体二回に一回程度の頻度でサッカーの神を押しのけてのポストプレイを成功させられるようになるのだった。

サッカーの神「よし、こんだけ出来れば上出来やな。時間的にも丁度ええし、ウチの特別指導はここまでや」

 この結果を受けたサッカーの神は満足げな表情を浮かべながら分身を解いて一人に戻り、練習の終了を告げる。

神「やっと終わった……何百回セクハラ発言食らったんだろ私……」

 約十日間もの間ひたすら練習に打ち込み続けていた神は当然疲弊しきっており、やれやれといった様子でその場にへたり込んだ。
 それと同じくして、サッカーの神もまた疲弊した様子で神の横に座り込む。

サッカーの神「ハァ……疲れたんはウチも同じや。こんだけハードな練習したんは久々やで」

神「あんがと。セクハラはともかくアンタのおかげで前よりチームの役に立てそうだよ」

サッカーの神「なんや、殊勝な事言うようになったのう。あんたに褒められるとむず痒くなるわ」

 神のお礼の言葉にカラカラと笑いながらそう返すサッカーの神。
 しかしそれも一瞬の事。彼女は突然神妙な表情を浮かべながら神の方へと顔を向けた。


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