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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[73]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/19(火) 23:57:21 ID:???

サッカーの神「あんまり肩入れはせんようにしときや。
       今は特例っちゅー事で許しが出とるが、ウチらは本来下界にそう長い事滞在しとれん事は分かっとるやろ。
       仲間意識にしろそれ以外の感情にしろ、あんまり抱え込むと別れる時が辛うなるで。お互いにな」

神「……うん、そうだね。出来るだけ滝達とは割り切って付き合うよ。心配してくれてありがと」

 サッカーの神の忠告に神は少しの間沈黙した後、そう言って小さく微笑みを返す。
 勿論全然割り切れていない事は誰の目にも明らかであったが、それを口に出すほどサッカーの神も野暮ではない。

サッカーの神「(あーあ、こりゃ帰る時マジ泣きするわこいつ。こうなる前にさっさと連れ戻しとけば良かったかもなぁ……)
       ま、分かっとるならええ。ほんじゃウチはこのまま上に帰るさかい、ここでお別れや。滝によろしゅう言っといてや」

神「ん。またね」

サッカーの神「ほなな」

 そう言うとサッカーの神はスタスタと闇の中へと消えて行き、その場には座り込んだ神だけが残される。
 数分か数十分かはたまた数時間か。神は顔を俯かせながら延々とその場に座り続け、やがて彼女はゆっくりと立ちあがった。

神「……割り切れたら楽なんだけどね」

 今にも泣きそうな表情を浮かべながら、神もまたその場から去って行くのだった。


▼神の「上手いポストプレイ」の発動率が1/2に上昇しました


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