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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[113]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/13(水) 00:30:29 ID:u1ZgbvQM
B:「いや、それは受けられん。お前だけが欲しい」
魅魔「――悪いが。あたしらは慈善事業ではサッカーをしていない。
彼女の加入がチームワークの増強とかお前さんの選手としての補完性の向上に繋がるならば、
勧誘を考えても良かったが。……あたしの見立てでは、彼女を新チームに入れるメリットは薄い」
つかさ「……ありがとうございます。私情に惑わされず、冷静で的確な評価が出来る方なのですね」
魅魔「ふん。おだてたって考えを改めたりしないよ。あたしは本当の事を言ったまでだ」
要求をバッサリ切り捨てても、つかさは顔色を変えなかった。
試合では激情家な反面、普段は理知的な彼女はこの結果をある程度予測していたのかもしれない。
その証拠に、彼女は間髪入れずにこう聞いて来た。
つかさ「……それならば、説明して頂けますか。この新チームにおいて、私を入れるメリットを。
他の選手では無く、この私を誘ってくださった理由を。
ただ何となくでは、私も納得して幻想郷から――あの子から、離れられない。
貴女がなぜ、並み居る幻想郷のDF陣の中から私を選んだのか。……それを、教えて下さい」
魅魔「(……Dちゃんが、と言っておきながらしたたかな子だ。だけどこんな子は嫌いじゃない)」
ウサギDと離れたく無い。そう思うつかさは、『なぜ、自分を選ぶのか』という点について問いかける。
それは言った通り、生半可な想いの勧誘には乗りたくないという気持ちも幾分あっただろうが、
同時に魅魔の監督としての見通しを試しているようにも感じられた。
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0ch BBS 2007-01-24