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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[203]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/14(木) 22:46:02 ID:???
8人目の勧誘→反町
バシュッ……コーン! バシュッ……コーン!
反町「(…………よし、上手くコーンに当たるぞ。今日は調子が良い)」
魅魔「(…………地味な練習してるヤツが居るねぇ)」
――魅魔が赴いたのは妖怪の山。
スタジアム跡の練習場で自主練に取り組む人間の少年こそが、次なる彼女のターゲットだった。
魅魔「(反町一樹。全日本では控えに甘んじる事の多い器用貧乏なFWだったが、
幻想郷にて両手に春……いや、秋か? を得た事で急成長し。
今では全日本でもそこそこの地位を期待されている有望株だったか。
――その割には、何か地味だけど。色々と)」
反町少年は自分がターゲットに選ばれ、物陰に隠れた悪霊に睨まれている事も知らず、
せっせせっせとコーナー付近に立てたコーンに対して的確にボールを当てている。
そのキックコントロールは流石と言うべきだったが、威力も派手さも全く感じられない。
魅魔「(―――が。少なくともFWで、ここまでパスの基礎を練れている選手は早々居ない。
彼がチームに入った暁には、FWのみならずMFやSBとしても、
幅広く活躍して貰いたい所だね。実際、自主練でパスの練習を選ぶFWも中々渋い……)」
反町「よし。今日のシュート練習はそこそこだったな」
魅魔「――って、今のでシュートだったのかい!?」
反町「……え? えええっ!?」
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0ch BBS 2007-01-24