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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[307]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/16(土) 16:51:05 ID:8HletNvo
12人目の勧誘→お燐

魅魔「(スカウト行脚もあと少し。今のところは輝夜を除き概ね上手く行っているが。
     ……果たして、今回も上手くいくかね)」

内心でそんな事を想いつつ、魅魔が勧誘のクライマックスに選んだ舞台の一つが地底だった。
ちんぴら染みた下級妖怪共を薙ぎ払いつつ、彼女は地底にある豪華な宮殿
――地霊殿の更に奥にある、灼熱地獄跡を目指す。

お燐「あれ? 怨霊にしてはデカいねぇ、お姉さんったら。……もしかして、焼かれに来たのかな?
    でも今日はお断りだよ。何故って?あたい、これから仕事をサボって地上に呑み行くつもりだったからさ〜。
    あ、でもお姉さんも一緒に行く? お代は勿論ワリカンだよっ!」

一歩踏み間違えれば死に至る業火の中を楽しげに駆けまわる彼女。
――火焔猫燐ことお燐の勧誘が、魅魔の今回の目的だった。

魅魔「(慣れ慣れしい奴だね……)」

まるで旧年来の親友に会ったかのように、お燐は魅魔に近寄りペタペタ慣れ合おうとする。
魅魔はめんどくさそうにその手を振り払うと、単刀直入にまず用件から述べることにした。

魅魔「――呑みに行く世話は無いさ。なんせあたいは、あんたを新チームに勧誘しに来ただけだからね」

お燐「え? 勧誘……?」

魅魔「ああ。そうだ。具体的には……」

……ピピピ。

魅魔がお燐に説明を始めると、彼女は眼を丸くしつつもすっかり大人しくなり。
その傍らでスカウターの数値が目まぐるしく変動する。
最終的に定まった数値は、以下のとおりだった。


0ch BBS 2007-01-24