※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[315]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/16(土) 17:20:43 ID:8HletNvo
D:「あんたの主は地上と地底の友好を目指していた。……新チームは、その架け橋になるよ」
お燐「――確かに。さとり様はいつもそんな事を仰ってはいるけれど……」
魅魔「そうだ。地底はこれまで、地上の人妖から不当な扱いを受けて来たんだろう?
だけど、この計画が成功すれば、きっとその扱いも良くなる。
お前さんは地上と地底の友好の為の、その架け橋になれるんだよ。
新チームには、地上の妖怪や人間も多数参加する予定だしね」
さとりへの忠義深さを知っていた魅魔は、お燐に対してこんな切り口でメリットを押し出した。
お燐「(でも……大丈夫かなぁ。そりゃ、上手く行ったらこのヒトの言うとおりになるだろうけどさ。
地上を取り仕切る八雲紫に反旗を翻す――よーするに敵対するって事は。
上手く行かなかったら、あたいの――地底の住人への風当たりが、ますます酷くなったりはしないかね……。
地上の妖怪や人間も参加するって言うなら、それは幻想郷代表でも同じ事が言える訳だし。
むしろそっちのが、地上を取り仕切る八雲紫のゴキゲンを取れて良いんじゃないの……?)」
――しかし。こと地上と地底の友好と言う面において、お燐はこの魅魔の提示したメリットに一部懐疑的だった。
魅魔が提示した内容が的外れで筋違いという訳では無い。
この計画が上手くいかなかった場合にどうなるか。その場合、地上と地底の関係はどうなるか。
そうした事をお燐が不安に覚えていて、魅魔がその内心を見抜く事ができなかった事が問題だった。
……世渡り上手で笑顔を絶やさぬ彼女の、そうした心情を見抜けと言われる方が酷ではあるが。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24