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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[342]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/17(日) 00:59:16 ID:wpY/eCoc
お燐「――でも、できればあたい、お空やさとり様も誘って欲しいかな。
   戦力的に色々考慮すべきってのは分かるけど、やっぱり心配だし」

魅魔「おや。妹様は別に良いのかい? それと、あの……矢車とか言うのは」

お燐「あのバッタ妖怪、あたい的には若干気に食わないんだよね〜。
   新入りなのに、さとり様と仲良くし過ぎだし。甘やかしてるさとり様もさとり様だけどさ。
   ――ただ、その。こいし様はちょっと……」

魅魔「――何かあるのかい」

お燐「……ううん。ただ単に、あの方は放浪癖があるから、地霊殿に居ないし。
   それとあたいはさとり様付のペットだから、実は良く分からないんだよねっ、こいし様のコト」

魅魔「ふーむ。ま、飼い主が違えばそんなものなのかねぇ……」

お燐「そんなモンだよ。特にネコってのは、こー見えて一途で一生懸命なのさ」

――お燐はそれから、魅魔に対してある程度心を開いたように見えた。
嘘臭い程のニコニコ笑顔は鳴りを潜め、本来の彼女らしい自然な笑みに戻って、
自分の望みや地霊殿の現状について、簡単にではあるが魅魔に色々と教えてくれた。

魅魔「(古明地こいしの不在……か。元々鈴仙との付き合いもないし、
    選手としての格も中堅だから、スカウト的な立場では特段気にしては居なかったが。
    一応記憶の底位には、留めておこうかな。
    そして、他の地霊殿の住人――霊烏路空、古明地さとり。そして……矢車とか言う謎の男。
    彼、彼女らの勧誘についても、お燐の加入を機に、もう一度考え直してみようかね)」

魅魔はその話を適度に受け流しつつも、得るべき情報は適度に頭に残しておいて。
そうした中で、地底での勧誘はひとまずの成功を遂げたのだった。

*お燐が新チームに加入しました。


0ch BBS 2007-01-24