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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[383]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/17(日) 23:17:55 ID:wpY/eCoc
B:「本当に頼む、新チームに入ってくれーっ!」土下座して再度勧誘を試みる。
魅魔「(――いや。アイツはきっとあたしを試している。
あたしがイザと言う時、自分のプライドよりも全体の都合を優先できる人物であるかどうかを!
……その試し方が実に陰湿ではあるが、こうなればやるしかない……!)――頼む」
ガバッ……。
魅魔「――古明地さとり。本当に頼む、新チームに入ってくれーっ!!」
魅魔は勢いよく地面に手と足(の部分)を付け、そこから大きく頭を下げた。
土下座の恰好で、彼女は強い口調でさとりに対して誠意を示した。
さとり「へぇ……成程。貴女は自身の目的の為に、そこまで動けるのですね」
そんな一見して情けない魅魔の態度に対し、さとりは……ここで初めて感嘆の声を漏らした。
さとり「――ありがとう。もう充分です」
さとりは今までの非礼をほんの少しだけ詫びるように、陰湿な笑顔はそのままに、
ただし口調は和らげて、魅魔に顔を上げさせる。
さとり「……貴女が新チームにかける真剣度は分かりました。
また、その為には本来ならば捨てたくないであろうプライドすらも捨てる事ができるのならば、
私のような決定的に最低で最悪で愚かで劣悪で、何をやってもダメな妖怪でもきっと、
その新チームでは上手くやっていけるのでしょうね」
魅魔「(……だから、そこまでは思ってないってば)」
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0ch BBS 2007-01-24