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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[422]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/18(月) 22:31:20 ID:???
14人目の勧誘→矢車(松山)
魅魔「さて。……実はあたしはあんたとお燐の他に、あの矢車って男を勧誘しようと思ってるんだが、案内してくれないかい?
えっと……外の世界では松山って少年だったが、故あってバッタの妖怪と融合したとか、そんな噂の奴の事さ」
さとり「地上ではそんな風に伝わってたのね……。
――ま、まぁ。別に良いですけど。ハッキリ言って、オススメしませんよ?」
さとりの勧誘に成功して勢いづいた魅魔は、この調子で松山光――ふらのでの精神崩壊の後遺症か、
矢車想と名乗る飛蝗の妖怪の人格も併せ持っている――を、続けて新チームへと誘いたいとさとりに申し出るも。
……彼女の反応は明らかに後ろ向きだった。
魅魔「何故だい? あたしは地霊殿サブタレイニアンローゼスの試合も全て観戦していた。
彼……いや、彼らの実力は間違い無く世界でも上位に入るレベルだ。
元チームメイトのあんたとしても、願っても無い申し出じゃなかったのか?」
さとり「いや……その。まぁ。……私は彼を誘う事は決してやぶさかでは無くむしろ歓迎しています。
ちなみに先に言っておきますが、これは良くある『普段はつれないけれど、内心では凄いそのキャラの事が大好き』とかいう、
薄っぺらい小説に良くいる薄っぺらいチンケなキャラ特有の薄っぺらい創作設定では無く、
単純に彼を放置すると地霊殿が鎖まみれになる事を憂慮しているだけの妥当かつ無難かつ重厚な描写ですので誤解なさらぬよう」
魅魔「(こいつは一体、誰と戦っているんだ……?)――まぁ、良く分からんけれど。取りあえず話を聞いてみる位は良いだろう?」
さとり「まぁ。普通は皆そう思いますよ。『多少根暗で偏屈な奴でも、強い選手なのだからチームに入れたい』……とね。
……宜しい、分かりました。魅魔さん。――貴女に、地獄をお見せします」
さとりは最後に演技っぽくそう警告してから、魅魔を地霊殿の更に奥深くにある牢獄へと案内した。
近年は矢車を収容する以外には使用していないらしいが、それでも未だ尚血なまぐさい拷問の臭いが魅魔の鼻にこびりついた。
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0ch BBS 2007-01-24