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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[433]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/18(月) 23:01:52 ID:s4L1j4Og
A:「地獄の住人が聖人と同じ罰を受けるなんて、烏滸がましいんじゃないかい?」
矢車「……!」
魅魔の指摘に、矢車は暗いその目を僅かに丸くした。
魅魔「磔刑だなんて、昔じゃあ目立ちたがりの受ける罰だったよ。
地獄だの何だの言ってるけれど。お前さんは、罰を受けている間でも誰かに見て貰いたいようだね!
しかも、よりによって聖者と同じく十字架に縛られるなんて。烏滸がましいったらありゃしないよ」
矢車「――俺は。この期に及んでも尚、光を得ようとしていたのか……?」
魅魔「そうだよ、矢車想。あんたは――いや。あんたが守ってるアイツはきっと、
この地獄にあってもなお、痛いしっぺ返しを食らおうとも光を掴みたがってるんだよ!」
矢車「グッ……!」
さとり「(――や、矢車君が動揺してる……! あの人(魅魔)、単にハッタリと屁理屈で押してるだけなのに……!)」
矢車と魅魔のやりとりを傍で聞いていたさとりは、何も良く分からない状況下の中、
嘘八百の論理であの矢車を押し込めようとする魅魔の態度に感服していた。
そして実際に、それは効果に現れた。彼の心情の如くどん底だったスカウターの感情値が、大きく上昇したのである。
先着1名様で、
★俺は…光を求めようとしているのか…?→ ! dice+! dice=★
と書き込んでください。数字の合計分だけプラス補正になります。
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0ch BBS 2007-01-24