※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[436]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/18(月) 23:31:25 ID:s4L1j4Og
シュウウウウ……。
松山「……あ、あにきぃ? どうして俺を置いて暗闇より尚暗い所に行っちゃったんだい……?」
さとり「――久しぶりに見たけれど……彼です。
彼こそが矢車想という仮面の下に有る真の人格――松山光です。
どうやら矢車君は、貴女の的確な指摘に惑わされて一旦姿を消しちゃったみたいですね」
魅魔「成程ね。……要するに、第二形態ってワケかい」
大柄で長身な男の身体が縮み、それでもしっかりとした体格ではあるが、
やはりまだ線の細い印象が残る白髪の少年――松山は、
頼りなさそうな表情でキョロキョロと周囲を見渡した後、魅魔の顔を見つめ。
松山「……お前か。兄貴をいじめた女は……」
地獄の弟いう異名(?)に負けず、矢車よりは覇気は無いものの陰湿な表情を向ける。
魅魔「苛めるだなんてとんでもない。あたしはごく真っ当なツッコミをしただけだよ。
……それより、あたしとしてはお前さんにも話があるんだ。
即ち、日本代表の座を蹴って、あたし達の新チームに入らないか、っていう誘いがね」
松山「なんだと……?」
魅魔「(――こっちは一応、話自体は通じるって感じだね。……何か、頼りない感じだけど。
それでも、ここはきちんとした、まともな勧誘をするチャンスだ!)」
松山「いや……信じるもんか。どうせお前達は、俺に光を掴ませようとするんだろう。
キャプテンだとか、皆の希望だとかおべんちゃらでその気にさせといて、
本心ではきっと、俺の事を笑っているんだ……。
兄貴が言っていた。信じる者がすくわれるのは、いつも足だけだって……!
地獄こそが俺の救い。地獄だけが俺の居場所なんだよ……!」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24