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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[443]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/19(火) 00:04:56 ID:NQ9qplZ2
D:「何か勘違いしてないか? ウチのチームの環境は最悪。まさに地獄だよ」

松山「えっ……?」

魅魔「まさかお前さん。ウチの新チームが全日本代表みたいな、ご立派な環境でサッカーできると勘違いしてたのかい?
    残念ながら言ってやろう、ウチには金が無い!」

魅魔は普通の選手ならば敬遠するであろう条件を敢えて示す事で、松山に対して勧誘を行った。

魅魔「良いか。あたし達の選手強化計画では海外の名だたるチームに対し金を渡し、
    お前さん達のような普通じゃ中々獲り辛いような選手をチームにねじ込んでやる…と、言ったものだった。
    だがそこでチームの名前や実力に拘った結果、金が無くなった!
    特にブラジルに送り込む予定の某選手は二束三文で引き渡した!
    本人にはブラジル人気ナンバーワンの名門チームとか言ってなだめすかす予定だが、
    実際は体の良い人身売買だ! ちょっと悪い事しちゃったかな、とも思っている!」

松山「……お前達のチームには、そんな地獄のような奴が居るのか……?」

魅魔「ああ、居るさ。だがそれだけじゃない。強化後の練習設備もボロボロだ!
    まあ、この辺はスポンサーの力も借りて、最低限の状態にはする予定だが、多分地獄だ。
    こんな生ぬるい牢屋で地獄ごっこをするよりも、ずっとずっと地獄的な環境を用意しようじゃないか!」

――ちなみに上記の悪条件について、魅魔は他の選手に一切知らせていない。
聞かれなかったからだ。

さとり「(私は心の声で聞いちゃいましたけどね。……はぁ。本当に大丈夫なのかしら)」

しかし、魅魔の演説にさとりが溜息を吐く中でも、松山の心に変化が表れているようだった。

さとり「(成程。……彼の今の感情をステータスで表すと……こうなるでしょうか)」


0ch BBS 2007-01-24