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1- レス

【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[462]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/19(火) 00:48:34 ID:NQ9qplZ2
★松山(矢車)の決断→  ハート4  + (補正合計-5) =-1★
≦−1  スカウト失敗

シュウウウッ……。

矢車「……すまんが。俺はお前達とは戦えない」

魅魔「(……!)そ、そうかい……」

さとり「……残念です」

松山は暫く、魅魔の問いかけに対して黙っていたが。
……最終的には矢車の姿を再び形取り、そしてこう短く告げた。
さとりが密かに素直な心情を吐露した事が聞こえたからか、彼はこう続けた。

矢車「俺はともかく。兄弟にはまだ掴むべき光がある。
    それはお前が指摘した通り。どれだけ辛い目に遭っても、地獄の闇に堕ちても、
    最後の最後まで捨てなかった光だ……」

魅魔「――日本代表、か。どれだけ罵声を浴びせようと、故郷に錦を飾りたい気持ちは変わらないってかい?
    殊勝な事だねぇ。あたしにゃ一生かかっても理解できない境地だよ」

矢車想は松山光を守る為に生まれた架空の人格である。
彼は魅魔の誘いに乗り、新チームの一員として戦いたいという個人的な思いを捨ててまで、
最後の最後まで、松山が望んだ事を叶えようと動いていた。

矢車「……明朝にはここを出る。今まで、世話になった」

さとり「――やめて下さい。あなたが常識的な発言をすると思うと、じんましんが出ます」


0ch BBS 2007-01-24