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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[465]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/19(火) 00:54:50 ID:NQ9qplZ2
魅魔「(……やれやれ。勧誘は失敗したか。あたし的に、彼女と矢車のコンビはお似合いだと思ったんだけどねぇ)」
さとり「何を考えてるんですか。
言っておきますが先程のやりとりは一般的に頭の弱い低学歴な読者が考えがちな発想に基づくものでなく、
純文学的かつ19世紀ロマン派英文学の作法をまねただけの所謂修辞技法でありまして――」
二人の会話をよそに、魅魔は残念そうに肩を竦めながら勧誘計画を練り直していた。
(さとりが色々言っていたが、魅魔はそれを敢えて聞き流した)
残す勧誘回数は1回しかないが、その1回をどうするか。
矢車や輝夜など、既に断られた選手にもう一度あたってみるか。
それとも手頃でそこそこ強力そうな選手に声を掛けてみるか。
魅魔「うーむ。いずれにせよ、慎重かつ大胆な選択が求められる……って感じかね。いつも通りだけど」
悩む中にも結論は出ず。仕方なしに一旦牢獄を去ろうとする魅魔の耳元に――鎖が揺れる音が聞こえた。
ガシャッ、ガシャガシャッ!
矢車「……鎖が絡まって出られない」
魅魔「(さっきまでのやりとりは、一体何だったんだい……)」
――魅魔とさとりはそれから小一時間、矢車の鎖外し作業のために不要な時間を奪われた。
*矢車は新チームに加入してくれませんでした。
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0ch BBS 2007-01-24