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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[593]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/21(木) 00:09:33 ID:WbEunX1c
色々と鬼気迫る必死さがあるアリスを宥めすかしながら、
魅魔は丁度良い会話の打ち切り所を必死に探っていたが。
そうこうしている間に、アリスの方も少し落ち着きを取り戻したようで。
アリス「――ところで……あんたがどうして態々ここに来たの?
紅霧異変以来、魔界に別荘建てて悠々自適の隠居生活って聞いてたけれど……?」
魅魔「えーと。(……ここで適当に嘘をついても良いが。後でこじれても困るから正直に言っとくか)
――実は、あたしは今……」
アリスは最近になって幻想郷に姿を現した魅魔の現在について聞いてきた。
それはこれまでの行動や発言と照らし合わせても非常に常識的な質問だったが、
これまでが非常識過ぎたため、あまり答えたくない。
――とはいえ、状況をこれ以上拗らせて面倒臭くしたくない。
そう判断した魅魔はヘタな嘘をつくよりも、正直に自分が今している事を答えた。
すると、アリスは最後の方になるとわなわなと肩を震わせ泣きだして。
アリス「う、ううっ……。ど、どうして……? どうして、私を誘ってくれなかったの……?
――わ、私が……ぼっちだから……?」
魅魔「(しまった。余計に面倒臭いよ、この子……あ。そうだ。スカウターを使ってみようか)」
ピピピ……。
どうしたものか、と思った魅魔は状況打開の為にスカウターを起動させた。
本来はスカウトとしての勧誘用に使う装置だが、不完全ながら人の心を読む事にも使える。
魅魔はアリスの内心を調べてみる事にした。その結果――。
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0ch BBS 2007-01-24