※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[645]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/23(土) 00:05:41 ID:???
魅魔「さて。これで質問は最後かな?」
質問が無ければ、魅魔は15人のメンバーを空港まで送り届けなくてはならない。
いい加減にこの場を打ち切ろうかと思った際に――。
スッ……。
最後にピン、と手を伸ばす者が居た。それは鈴仙だった。
魅魔「何かな、えーっと……鈴仙」
鈴仙「――はい。あの、考えてみれば、パチュリーさんのと比べると、全然大した事無い質問なんですけど……」
彼女はピンと手を伸ばした割りには、どこか恐縮している様子だった。
部下としてならいじらしい態度だったかもしれないが、
鈴仙にある程度のキャプテンシーを求めている魅魔にとっては、ひたすら彼女が頼り無く見える。
魅魔「前置きは要らん。要件を言っておくれ」
魅魔は僅かな怒りを籠めてそう鈴仙を促した。
すると鈴仙自身も自らの情けなさに気付いたのか、オホンと咳払いをすると。
――意を決したように、こんな事を提案してきた。
鈴仙「……名前、決めませんか? 私達の新チームに」
魅魔「名前ぇ? そんなもの、後で幾らでも……」
魅魔はその提案の下らなさに舌打ちしたくなった。
まるでかつての博麗の巫女のように暢気な奴だと思った。
――しかし不思議な事に。あるいは偶然か、鈴仙の一言で場は大きく動いた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24