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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[65]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/11(月) 21:00:29 ID:nymbWcHU
魅魔「(うーむ。……−14。鈴仙との関係性は確かに深いが、やはり彼女程にもなると、
それだけでゴリ押すには少し難しいか)」
「喘息が無ければ霊夢以上の天才」とまで、かつて称されていたパチュリー・ノーレッジ。
今の彼女は喘息の完治と引き換えに深刻なフィジカル不足を抱えているが、
それでも尚、彼女のMFとしての才能と実力が全幻想郷代表にとって不可欠である事は言うまでもない。
勧誘難易度の高さに魅魔が内心慄く中、最初に話題を切り出したのはパチュリーの方だった。
パチュリー「――さて。私の読みでは、プロジェクト・カウンターハクレイの選手強化計画の肝は、
各選手の海外への派遣だと思っているのだけど……合ってるかしら?
魅魔「……合ってる。どうやって推理したいんだい?」
パチュリー「簡単な事よ。プロジェクト・カウンターハクレイの選手候補は弱小選手も多い。
そんな選手を短期間で鍛えるには、代表を抜いた幻想郷の環境では温すぎる。
となると、どこで鍛えるか? ……サッカー強豪国のクラブチームか何かでしょう。
賢者たる私にとっては、簡単な推理だったわ」
魅魔「ふむ。……お前さんが賢者かどうかは分からんが。頭が回る人物なのは分かったよ」
ぼそぼそと紡がれた論理的な推理に対して、魅魔が純粋に舌を巻く中。
パチュリーは視線を本に落としたままこう続けた。
パチュリー「そこで、まず私が貴女に聞いてみたいのは一つ。この海外修行に関する事よ。
私の見立てでは、弱小選手に限らず。私のような強豪選手でも海外で研修をさせてくれる機会を
与えてくれるんじゃないか、って期待しているのだけど。
――貴女達は私を、どの国に連れてってくれるのかしら。理由を付けて教えて欲しいわね」
魅魔「…………!」
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0ch BBS 2007-01-24