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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[673]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 00:10:39 ID:???
〜仙界・神霊廟〜
青娥「太子様、報告いたします。……ナジーブ・ユブンタイが昨日、『不幸にも』心臓病で急逝しましたわ。
彼の莫大な遺産の全ては、遺言状の手筈通り、内縁の妻である私に」
神子「――つまり。いよいよ手駒が揃った、という事かな」
青娥「ええ! そうですわー。金と名誉。そして少年特有の馬鹿馬鹿しくて中途半端なプライド……。
その辺りを適度にくすぐり、カンペキなメンバーが揃ったと自負出来ますわ。
貴女様がこれより『明けの明星〈アルシオン〉』として君臨するに相応しい、最強最高のチームが……!」
神子「流石は青娥殿。私が最初指示していた以上の事をやってのける。
私は単に、海外から適当なチームを買い上げてくれ、と指示しただけだったのに」
青娥「いえいえ! 良いんですのよ? 私は太子様が喜ぶお顔が見たいだけですからー」
屠自古「(……神子様の手筈通り、幻想郷の政治的支配は水面下で着実に進んでいる。
そして同時に、彼女――霍青娥がここに帰り、色々な話をするようになった。
……果たして、本当に良いのだろうか。忠臣として、ここで進言をせずとも……)」
布都「……屠自古。何か考えておるのか」
屠自古「――なんだ。布都か。お前には永遠に分からないような大事な事だよ」
布都「ふうん。……ま、屠自古が何を考えているかはどうでも良いが。
それなら我も言っておくべき事がある。
……我は、何があろうとも、太子様に着いて行くぞ」
屠自古「! そう、か……(――布都はこう見えて賢い。私の何倍も。
……彼女はきっと、私が今悩んでいる事などとっくの昔に悩み済みで。
そして、もう既に結論を出しているんだな……。ならば、私は……)」
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0ch BBS 2007-01-24