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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[682]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/24(日) 23:43:50 ID:???
〜19XX年11月 ブラジル・グアルーリョス国際空港〜
――ゴオオオオオオオオ…………ッ。ガッ、ガガガガガガガガガガッ!
パチュリー「……着いたわね」
ジェット機が無事地上に着陸し、けたけましい車輪の音がBGMとして鳴り響く中。
パチュリー・ノーレッジは気だるげにそう呟くと、読んでいた新聞を畳み、
エコノミークラスの狭い座席から窓の外を眺めた。
出立に先立ち小悪魔から仕立てて貰った薄紫色のブラウスに、濃紺色をした七分丈のパンツ。
外界の少女風の出で立ちでパチュリーがこのブラジル・サンパウロの地に降り立ったのは、
チーム発足後、彼女に選手兼コーチの地位を与えた魅魔の命による物だった。
「ハイパーカンピオーネ計画の核である、魂魄妖夢の視察に行って来い」
自身のイタリア研修中に与えられたその命令は、ハッキリ言ってパチュリーにとっては不快なものだったが、
一方で彼女自身も気にならない訳では無かった為、最終的にはその命令に承諾。
イタリアから遥々12時間のフライトを経て、こうしてブラジルの地に辿り着いたのである。
パチュリーがこの無茶な命令を承諾した理由は二つあった。
パチュリー「(私は――紅魔スカーレットムーンズは、かつて聖徳ホウリューズに辛酸を舐めさせられた。
紅魔の一員だった私は強い借りを感じていると共に、知識を追求すべき魔法使いとしての私は、興味を持っていた。
豊聡耳神子が企む計画――ハイパーカンピオーネは、一体どのような形の力を望むのか。
個人として強いサッカー? 組織を活かすサッカー? あるいはその両立?
……いずれにせよ、きっと彼女達は、私達のチーム……リトルウイングズには無い、全幻想郷選抜にも無い。
また別な意味での「力」を示してくるのでしょうけど)」
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0ch BBS 2007-01-24