※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[708]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/26(火) 00:19:46 ID:???
★新田と妖夢の関係→ クラブ8 ★
スペード・クラブ→新田「貴女は、俺が目指したい選手像そのものなんです!」
新田君は私の目を捉えて、まっすぐにそう言ってくれた。
新田「俺は……日本で伸び悩んでいました。
……嫌な先輩への反発というか、反骨心だけは人一倍あるつもりだったけど、その結果がどうしても出なかった。
それでも、『才能なら翼以上』と言って俺を推してくれた人の協力もあり、こうしてブラジルに渡って来て。
そして貴女に出会って――俺は本当にびっくりしたんですよ!」
妖夢「…………」
私は新田君の話を黙って聞いていた。
新田「だって、姉御は小柄な俺よりも小さくて。純粋な脚力だったら俺よりも弱い。
だけど、貴女はそれをハンデと感じる事無く、自慢の俊足とキックセンスを活かして、
強豪ひしめくブラジルサッカーでも、伝説的な活躍をしている!
大袈裟な言い方をすると。俺にとって貴女は希望なんです。
俺も腐らず、姉御の……妖夢さんのように頑張っていたら、いつか必ず才能を開花出来るって!」
私が知る新田君の目はいつも輝いていたけれど。今日のこの時は更にひときわ輝いていた。
だから、彼の言葉に偽りは無かったのだと思う。新田瞬にとって、私魂魄妖夢は間違い無く希望だったのだ。
妖夢「……ありがとう」
彼が私に対し抱く感情は、情けない過去を話そうとしない私の虚栄心によるものかもしれない。
また、こうして受けた忠義を、私は彼に対して返せる自信は無かった。
――それでも、私は彼に小さく礼を言いたかった。
妖夢「(……鈴仙も、こういう気持ちだったのかな)」
――彼は私に、かつての親友が味わっていたのと同じ気持ちを抱かせてくれたから。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24