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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[717]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/02(火) 23:08:46 ID:Isc00Gwk
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〜サンパウロFCホームスタジアム・フィールド〜
――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
実況「さあ〜! 間もなく始まります! サンパウロFC対SEパルメイラスのダービーマッチ!
今回の試合はジュニオール部門の、かつ練習試合ではありますが……。
見て下さい、この客入り、そして活気を!
トップチームの、リーグクライマックス戦にも負けない程の熱狂が、ここエスタジオ・ド・モルンビーに渦巻いています!
ですがこれも仕方が無い! 何故なら今のサンパウロFCにはブラジル中、
いや、世界中のスタープレーヤーがひしめきあっているからです!」
――新田君との会話の後、私達はフィールドに向かった。
実況が先に言った通り、スタジアムは場違いなまでに人が一杯で、
その全員が力の限りで歓声や叫び声を上げている。
だが、今の私には関係無い。そう言い聞かせるよう、私は小さく呟いていた。
妖夢「勝つ……!」
力を手に入れる為には、勝つしかない。勝利こそが今の私の全てだ。
それ以外は不要だ。ファン達の熱狂も、自身への歓声も、……新田君の思慕すらも。
フィールドという名の戦場に立つ事で、私の思考は漸く元の冷たさと鋭さを取り戻して行った。
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0ch BBS 2007-01-24