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1- レス

【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[824]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/09(火) 00:10:20 ID:O8QTfcS2
ダダダダッ、――バッ!

キーガン「ハッ!」

バチイイッ! ……ポーンッ!

実況「ああ〜〜っと! マウリシオ選手が満を持して放った『ジョルトシュート』でしたが……!
    少し蹴りだすタイミングを焦ったか、距離によって威力が僅かに減衰されて、DFに弾かれてしまいました!
    ボールは高い軌道を描いてPA内へと飛んでいきます!」

妖夢「(ポジショニングが悪すぎたな。彼はFWでは無いとは言え、MFとしてももう少し切り込んでから撃つべきだった)」

マウリシオ「そ、そんなァ!?」

新田「へへへ。身の程を弁えずにシュートに行くんじゃないぜ!」

マウリシオ「ふんっ! 次は俺がお前よりも格上だって事を明らかにしてやるぜ!」

妖夢「(――このボールは……)」

冷静かつ客観的な反省をさて置いて、マウリシオ君が新田君と子どもの喧嘩を繰り広げる中、
私はキーガンによって天高く弾かれたボールを直視していた。
この軌道は――再び、私の方に来る。

サルサノ「み、皆……ヨ、ヨームが……!」

その事に真っ先に気付いたサルサノ君は、身構えながら(硬直しながら、と言った方が正確かもしれない)
仲間の復帰を待っているも――彼以外のDF陣は、先のマウリシオ君のシュートに向かったせいで不在。
今や私のダイレクトシュートを止め得るのは彼とゴールポスト位だった。

妖夢「(……棚ぼたではあるけれど。またシュートチャンスが訪れたか)」


0ch BBS 2007-01-24