※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[829]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/09(火) 00:30:58 ID:O8QTfcS2
B:低い浮き球で打ち砕く。『待宵反射衛星斬』だ!(威力:64)300消費

妖夢「(……愚問だ。ここは相手の希望共々、全力で打ち砕く!)」

バァァァッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「こ、この動きは……! 出た〜〜〜! 出ました! ついに出ました! 妖夢選手最大の大技!
    これまで決定率100%を誇る最強のシュート! 『待宵反射衛星斬』です!
    前半終了間際にて、サンパウロの銀色の死神が漸くその本領を発揮しました!」

幻想郷での大会では決定率0%だった私の必殺シュートは、
ここブラジルの地では絶対無敵の象徴として君臨していた。
その背景には当然、私のこれまでの血の滲むような修行の成果があると自負していたが、
それでも幻想郷とブラジルとでの評価の変わりように、我ながら少しだけおかしくなる。
銀色の死神も、かつての主人が聞いたらどう馬鹿にしてくるだろうか。

妖夢「(――邪念を捨て去れ。全ては剣の意志が導くままに……!)」

――ボールにインパクトを合わせながら、脳内に溢れるそうしたノイズを徹底的に排除する。
決める……では無い。このシュートは、間違い無く、決まるのだ。
それは自分の意思では無い。極度に磨き上げた精神が弾きだした、少し先の未来の結果に過ぎなかった。
ゴールキーパーの姿すら意識せずに、私はその妖刀の鞘を抜いた。

妖夢「――食らいなさい。『待宵反射衛星斬』……!」

ドッ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
バギュルルルルルルルルルルルルルルル……ゴオオオオオオオオオオオオオオオッ!


0ch BBS 2007-01-24