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1- レス

【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[839]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 00:43:41 ID:???
★妖夢→待宵反射衛星斬 64 ( クラブJ )( 6 + 1 )=71★
★サルサノ→パンチング 55 ( クラブ3 )( 4 + 6 )=65★
≧2→妖夢の『待宵反射衛星斬』がパルメイラスゴールを切り刻む!
※カードの合計が14で、かつマークが同じの為、枠外となります。


……私は間違い無く、自らの意思に、本能に、欲求に任せるまま、ボールを撃ち抜いた。
撃ち抜いた、筈だった。

バギュルルルルルルルルルルルルルルルッ!

サルサノ「――くっ、取れん……!」

ボールは文句なしの勢いと速度でGKのサルサノを抜き去った。
少なくとも、蹴り損じでは無い。しかし、私はここで強い違和感を覚えていた。

妖夢「(……勢いが衰えない。いや。――衰え、無さ過ぎる……!)」

ボールの弾道が伸びやか過ぎる。
私のシュートは明確な意思を持って、ゴールネットに収まるのを拒んでいる。
……まるで、ボール自体が生きているかのように。

――ゴオオオッ!

妖夢「……何故だ」

―――オオオオオオオオッ……。……ピッ、ピィィィィィィィィッ!

これがもし、真に我が剣の意志だと言うならば、一体この結果は、何を意味しているのだろうか。
それとも単に、剣の意志を読み切れない、私の未熟さ故の結果なのだろうか。
理由はともあれ、このシュートはゴールバーをも伸びやかに突き抜けて、徒花となって天を舞った。
慌てて鳴り響いた審判のホイッスルが、唖然とするスタジアム中に鳴り響いた。


0ch BBS 2007-01-24