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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[865]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/11(木) 01:20:57 ID:???
E:「サルサノ君。彼は常人には判断できない力を持っている。要注意だ」サルサノが凄かった事にする。
……後から振り返って。私はこの時自分がどんな事を口走っていたか記憶になかった。
兎に角混乱して、怖くて、弁解しないといけないと思って。
だけどその一方でそんな弱さを出してはいけない、普段通り、強い私であろうと思って――。
妖夢「サルサノ君。彼は常人には判断できない力を持っている。要注意だ」
――そんな、的外れで無責任で。そして意味不明な事を口走っていた。
言うまでも無く、取り得るべき最悪の選択肢だった。
サンパウロメンバー「「「「…………………」」」」」
そんな私の失言を、メンバーはまず驚きを持って聞いていた。
普段の――サンパウロに来てからの私は、こうした迂闊な発言はまずしない。
冷静沈着で自他に厳しい鉄の少女のイメージと、今の放言との間にはそれだけのギャップがあった。
暫くの間、嫌な沈黙が続いて。
妖夢「……ぁ。いや。その……これは……」
私は半分素に戻って、慌てたように発言を訂正しようとしたが……。
その発言を遮るように、メンバーの誰かがこう言った。
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0ch BBS 2007-01-24