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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[899]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/14(日) 01:56:08 ID:eWdRcQZ2
実況「決まった〜〜! ゴ〜〜ル! サンパウロFCが後半早々に2得点目!
ゴールを挙げたのはサンパウロ期待のストライカー、魂魄妖夢選手!
前半の立ち上がりでは不安もありましたが、後半では持ち直しました!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
「ヨーム! ヨーム!」「良くやったー!」「次はストラットだー!」「いや、ツバサだ!」
妖夢「……良かった」
私はゴールを喜ぶ事よりも、失敗しなかった事について、内心で胸を撫で下ろしていた。
完璧な選手には失敗などあり得ないのだから、本来は胸を撫で下ろす事もしないだろうが、
……私はその点、まだ弱かった。
翼「魂魄さん。漸く本調子になってくれたね。
前半戦は正直心配だったけど、やっぱり俺の思い過ごしのようだったよ」ニコッ
翼君が私に近寄り、朗らかに手を掲げたため、私は事務的にハイタッチをした。
妖夢「――申し訳ない。これからは精神的なコンディションについても注意していく」
翼「そうだね。これからリオカップまで戦いは長いんだ。もう、二度と同じ事はしないようにね」
ニコッ。
翼君は、普段通りの瞳孔が開ききった狂気の笑みで頷きかけて。
……キックオフ前、最後に彼はこう告げた。
翼「さ。魂魄さんが大丈夫なのは確認できたし。……これからは、俺もちょっとは目立っても良いかな」
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0ch BBS 2007-01-24