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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[904]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/14(日) 02:05:40 ID:???
ストラット君の2ゴール目は例外的に目立たなかった翼君だったが、
ここから先はまさしく獅子奮迅、一騎当千の働きぶりを見せていた。
彼はまず、捨て蜂に放たれたトニーニョ君のロングシュートをフォローすると圧倒的なドリブル力で前線へと上がり、
自分がブラジルで新たに習得した大技――『フライングドライブ』を発表して1ゴールを挙げると。

サトルステギ「えーい! これ以上舐められて堪るか! 『ダイナマイトヘーッド』!」

グワァァッ! バギイイイイイイイイッ! ドゴオオオオオン!

翼「はぁ〜あ。俺は舐めてるんじゃなくて、憐れんでいるんだよ」

サトルステギ「だったら尚更だ。俺はお前なんかに憐れまれる筋合いはねぇ!」

翼「そうかな? それじゃあ、試しに筋合いでも作ってみようか」

グワァァッ! ――ガギイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!
――ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

サトルステギ「!? え……? お、俺の、シュートが、弾かれ……!?」

翼「……『カウンターシュート』。世界でもトップクラスの才能を持った一握りの選手しか出来ない大技だよ。
  ――でもさ。ほら、憐れだろう? 如何にも俺の大技の実験台にしかなれない君ってさ」

――ズバァァァァァァァッ! ピピィイイイイイイイイイイイッ!!

サトルステギ「……マジかよ」

翼の発言と、弾かれたシュートが自陣のゴールネットに収まった時のホイッスルを聞いて。
能天気なサトルステギですらも狼狽せざるを得なかった。

サンパウロ 6 − 0 パルメイラス



0ch BBS 2007-01-24