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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[931]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 00:12:38 ID:???
*****
〜試合後・スタジアム入口〜
パチュリー「一体どういう事? こんな短い間に……」
試合を一通り観戦していたパチュリーは、スタジアムの選手用出入り口に待ち伏せして妖夢を呼び出した。
サポーター達が試合の余韻に浸って喧噪を作る中から少し離れた、
休憩用のテーブルに座りながら、パチュリーは改めてこう妖夢に問いかけた。
妖夢「パチュリーさん。全幻想郷選抜のコーチ兼選手であろう貴女が、どうしてここに?」
パチュリー「私は今は全幻想郷選抜じゃないのだけれど、それは置いといて。
――そうね、まぁ。……あんたの活躍を聞いてね。応援に来たのよ」
妖夢「そうだったんですね。……どうでした、私のプレイ?」
妖夢は生意気そうな表情を必死に作って強さをアピールしているようだが、
ハッキリ言って彼女にそういうキャラクターは似合わない。
明らかに無理しているようにしか見えないし、恐らく周囲もそれに勘付いていると思ったが、
パチュリーは敢えてそれを指摘せずに正直な感想を述べた。
パチュリー「あれだけのプレイが出来る選手は幻想郷にもそう居ないわ」
……一つのミスであれだけ取り乱す選手もそう居ないわ、とまで言わなかったのは、
パチュリーが見せた最低限の優しさだった。
妖夢はパチュリーの評価に対して無機質に軽く頭を下げ、半分冗談っぽくこう言った。
妖夢「ある方からコーチを受けたんですよ。これで私さえ居れば、幻想郷はパーフェクトですよね」
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0ch BBS 2007-01-24