※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】


[944]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/15(月) 23:39:05 ID:???
魅魔「……おっ、見えて来たか」

そして、その輝きが収束する地点がサンパウロにはあった。
都心であるにも関わらず、その周辺だけは広々とした芝地が広がっており、
良く見るとその芝地の全てがしっかりと整備されたサッカーフィールドであると分かる。
数多くの子どもから少年、そして大人がそこでハイレベルなサッカーを行っており、
しかも驚くべきことに、こうしたフィールドは鈴仙が見た限りでも四面程確認できた。

鈴仙「! 魅魔さん、これって……!」

鈴仙の自信は、その中央に聳える未来的な銀色の建物を見て確信に変わった。
魅魔はそんな鈴仙の輝く目を肯定するかのようにコクリと頷いて、解説を始めた。

魅魔「サントスFC。ブラジルで初めて南米王者と世界王者に輝いたクラブチームであり、
    今現在においてもブラジルでサンパウロに次いで勢いがあるとも評される、最高のチームさ。
    現在は経営者がやり手の若社長に変わって、スウェーデンから輸入した科学トレーニングを導入。
    特に、あのクラブハウスのてっぺんにある球形の建物は凄い。地球上の2倍から100倍までの重力を発生させ、
    選手に超人的なサッカーパワーを与えるという、超最新鋭の技術が使われていると聞くよ」

鈴仙「凄い……! こんな凄い街の、こんな凄いチームで修行できるなんて……!」

魅魔の解説を聞いて、鈴仙はすっかり恍惚する。
もはや鈴仙の思考は、これから自分が送るであろう、バラ色のブラジルエリートサッカー生活への希望に独占されていた。

鈴仙「(高い意識と能力を持ったライバルとの切磋琢磨。幻想郷には無い、最新鋭のノウハウをふんだんに凝らしたトレーニング。
    そして豪華な設備に囲まれた、何不自由ないサッカー生活………!
    ど、どうしよう! こんなトコで修行したら、私……中山さん程度、軽く超えるんじゃない!?)」


0ch BBS 2007-01-24