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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[947]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:47:01 ID:???
鈴仙「ひ、ひいっ……、ち、近寄って来たよっ!?」
老人は左脚を引きずりながら鈴仙ににじり寄る。
鈴仙は恐怖て後ずさるが、廃墟ビルの壁が邪魔をして逃げられない。
老人の顔が近づく。酒と煙草臭い息が鈴仙の意識を更に錯乱させる。
いよいよ最後に老人は、鈴仙の腕をがしりと握りしめた。
鈴仙「(……わ、私。騙されたんだ。【プロジェクト・カウンターハクレイ】とか言うのも全部嘘で。
私はこのまま、このおじいさんのオモチャにされちゃうんだぁぁぁ……!?)」
玉兎としての高い運動能力も、幻想郷の結界が破られてからは上手く働かない。
それでもこんな老人位、その気になれば返り討ちにする程度は余裕の筈だったが……。
パニックになった鈴仙が幾ら抵抗しても、老人は鈴仙を捉えて離さない。
鈴仙「(……!? い、意外と力が強い。そして近づいて思ったけれど。
こいつのプレッシャー、並の人妖が持つソレじゃない……!
熟練の軍人や長命の大妖怪が持つような、隙の無さを感じる……!?)」
コーチ「グヒヒ……お嬢ちゃん、エエ目をしとるな」
臭い息を吹きかけながらコーチは顔を醜くゆがめる。それは彼の笑い方だった。
そして、その表情のままに魔物は、鈴仙に対して――こんな、残酷な現実を突きつけた。
コーチ「遠いトコからようこそ、お嬢ちゃん。ここがあんたがこれから所属するチーム。
スポーツ・クラブ・コリンチャンス・バウリスタ。SCコリンチャンスのクラブハウスじゃ。
ワシはコーチの、ヒ……いや、ソ……? アレ。ワシの名前って何じゃったっけ。
ま、いっか。ワシはこのチームのコーチ兼監督じゃ。これから、イロイロと宜しくな。
……グヒヒ。エロエロとじゃないから安心して良いゾイ。……なんつって。……グヒヒ」
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0ch BBS 2007-01-24