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【だから武流乃は】ミサト監督の挑戦8【悪くない】
[19]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2016/01/23(土) 18:37:13 ID:???
B ボッシにアップを指示する
ミサト「ボッシ。アップを始めて。」
ボッシ「はい。」
指示は無用である。ボッシは、こういう時の自分の役割を心得ている。
ゴール前を掻き乱せ。そして点を奪え。
『銀狐』こと、ラバネッリのような狡猾さを身に付けたボッシ。
魔理沙にとって、取るに足りないFWだったが…現在は未知数だ。
魔理沙「(この緊迫した状況で、メンタルに難のあるボッシ?!あの監督何を考えてんだ!)」
猫背の頼り無さげな男が、またぞろ頼り無さげにウォームアップを始める。
アップに付き合うのは、守伊とペトレスクだ。
背番号9。彼の背中にある、ストライカーナンバー。
咲夜「(これまで通りなら、恐るるに足りない…しかし、どの選手も私達の記憶にある選手とは違う。)」
魔理沙「(不調を引きずってやがったが、アモロにしてもあんなとんでもないセーブを身に付けていたし…
あの監督、一体何者なんだぜ?)」
頼り無さげな背中は相変わらずだが、ボッシの目が違う。
あんな頼り甲斐のある目はしていなかったし、また混戦からゴールを決めた姿も魔理沙の記憶にない。
サポーター達の万雷のボッシコールが響き、ギュネイは舌打ち半分もどこか安堵した表情を見せている。
ギュネイも理解していたのだ。この状況を打破出来るのは自分ではない、と。
優れたパッサーがいないと、自分は無力となる。混戦に持ち込めばスキルも活きるが…
そこに持ち込むまでには、相方が必要となる。
何れにせよ、そろそろ自分はラストプレイ。
ギュネイ「(俺にやれる事はないか!)」
意志を発するギュネイ。限界を知りながらももがく彼の姿は、立派なFWのものである。
ガルトーニ「(俺に持ってこい!必ず決めてやる!)」
ソルスキア「(引き付けは任せろ!)」
オルランド「(逆サイド、いつでも上がれるからな!)」
シンジ「(上がっても、必ずフォローするから!)」
アイコンタクトでお互いの意志を発し合う。
奥山「(ここは…)」
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0ch BBS 2007-01-24