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【だから武流乃は】ミサト監督の挑戦8【悪くない】
[435]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2016/06/04(土) 03:59:40 ID:???
アップをする我留間を、紗亜が見つめる。
波間庵「大佐、こんな所にいたんですか。」
紗亜「波間庵か。」
SPもつけずに無用心だ、と波間庵は言うも…
紗亜「暗殺される時は暗殺されるものだ。だが、この場でそれはない。」
出吟の肝煎りで入団した我留間の目の前で、自分を暗殺しようとする政敵はいない。
やるとしたら擬煉位なものだろうが、やったらやったで鬼死里亜が黙ってはいまい。
紗亜も莝美家の事をよく理解していた。
三竦み。うかつな行動こそ破滅を招く。擬煉、鬼死里亜も痛し痒しだろう。
波間庵「怒図留様も来られていますし、迂闊な行動に出られない、という事ですか。」
うむ、と紗亜が頷く。
紗亜「それに興行はクラウザーが取り仕切っていると聞く。慈音公国としてもヨーロッパの暗黒社会を相手に喧嘩はしたくないだろう。」
試合を楽しもうではないか、と紗亜は相好を崩した。
紗亜「…我留間とも話したいしな。」
たまには私にも安らぎが欲しいのだよ…とポツリと呟く紗亜。
家では波間庵が常にいる。それに伴い馬原者からも目を付けられ、気の休まる暇がない。
紗亜「(学生時代は幸せだったなぁ…)」
適当に女とも遊べて、横に親友の我留間がいて、好きなサッカーやプチモビを楽しめて。
今は遠い青春の群像を思い出し、紗亜は重く溜め息をついた。
紗亜「亜留程紫亜も、あんな鳥の巣頭とこんな事を思っているのだろうか…」
聖羅はキャッキャウフフの青春真っ盛りであるが、そこは知らぬが仏だ。
知れば知るで、嫉妬から何かやらかしかねない。
波間庵「(聖羅さんからのお手紙、内容を替えていてよかったわ…)」
ペンフレンドである波間庵と聖羅。波間庵の提案から紗亜への手紙は主に日常の愚痴にしている。
波間庵への手紙の内容は、推して知るべしだ。紗亜が読むと発狂ものである、とだけ言っておく。
何だかんだと性格を熟知され、しっかりと手綱を握られている紗亜であった。
なお、波間庵の手紙もまた、紗亜が読むと自らの言動などに発狂ものであるとだけ言える。合掌。
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0ch BBS 2007-01-24