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【だから武流乃は】ミサト監督の挑戦8【悪くない】


[590]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2016/09/29(木) 11:12:38 ID:???
自らの稚拙な判断が周囲を困らせ…挙げ句チームメイトを負傷させた。
もう少しやり方は無かったのか、とオルガは深く反省し…
ギュネイは自らを深く恥じた。
そしてギュネイは決断を下した。強化を解く、と。
強化人間特有の精神面の甘さ。それが出た結果こうなった。
ギュネイ「…すまん…」
ギュネイはそうとだけ言い、ベンチに給水しに行った。
守伊「離すのですよ!このっ…!」
もがく守伊。その守伊の頭に拳骨が落ちる。
オルランド「みっともなくギャーギャーわめくな。」
オルランドは守伊を見据えて言った。
オルランド「カルチョはうまくいかん事も多々あるし、故意でないとしても怪我をする事もある。
怒るのはいい。だが、喚き散らすな。それだけでも心象を害する。」
見ると、オルランドもポブルセンも拳を握り締めている。
稚拙なプレイと短慮が招いた結果というのは、二人は重々承知しているのだ。
しかし、自分達まで怒り、二人を責めるとそれこそ二人の立場が無くなる。
オルランド「友達を傷付けられて怒るのはいい。が、腹に収めて堪えろ。怒りを闘志に変えてみせろ。
お前ならそれが出来るはずだ。」
大粒の涙を流し、守伊が俯く。ポブルセンとソルスキアは守伊の肩から手を離した。
シンジ「藍、大丈夫かな…」
ソルスキア「大丈夫だ。優しい奴だからな…。」
アナマリア「…彼にあんな一面があったとは…意外…」
アナマリアからすると、守伊は春の陽気のような優しい人間だと思っていた。
それがあんなに熱い一面があるとは意外だった。
頼りなさげな外見からは信じられない位「男」なのだろう。
守伊はすくっと立ち上がり、オルガに頭を下げ、暴言を詫びた。
オルガ「……。」
オルガはその後ろ姿を見守るばかりであった。


0ch BBS 2007-01-24