【だから武流乃は】ミサト監督の挑戦8【悪くない】

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[679]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o ：2020/01/29(水) 01:58:47 ID:???
半日オフとなり皆思い思いに過ごす。
レイクローン達は綾波から言われた『役立たずは追い出せ』の言葉からかニート生活をやめて
選手寮兼宿舎の廃校の掃除をしている。
何人かは加持の伝手で清掃会社に勤め始め、暫くしたら独立するつもりのようだ。
ナナイ「穀潰しどもが働いてくれるから掃除の経費が浮く…」
ジャコウ「し、辛辣だな…。お前の仕事に問題は無いか？ナナイ。」
ナナイ「特には無い。穀潰しどもがお金を入れてくれるならもっと楽になるのに。」
ヨールカ、アナマリア、サシャの給料など微々たるものだし選手だから徴収はしていないが、ナナイは綾波の頼みで
レイクローン達から生活費を徴収して別口座に入金している。
レイクローン達に何かあった時の為の口座、そして息抜きの為の口座だ。
経費から税金を納めていく事務もナナイはやっているが、そのせいで自分たちの稼ぎ頭の綾波の困窮がよく分かった。
綾波がどれだけ働いても自分のために使える額はゼロに近い。
大量のレイクローン達の維持…コストでほぼ消えるのだ。
働いてお金を産むならまだいいが、ほぼ全員穀潰しの状況はよろしくない。
どうせ安くこき使うならクラブ運営に使い、若干の収入を与えてやる。
もっと欲しいなら別に行って働け。ここに住むなら生活費を徴収する。
それがナナイの考えだ。
ナナイ「200号が出張姫のバイトをやろうとしている…。」
ジャコウ「今すぐシメてこい。」
レイクローン達が働きに出る事というのもナナイ、ジャコウの頭痛のタネではあるが。

ヨールカ「ナナイ、未決済の書類…」
ナナイ「そこに置いて…。多額のものは小林幸子に渡して。」

たまにヨールカが事務処理を手伝ってくれるので、ナナイはそれなりに楽をしているのである。
休憩中に飲むお茶と煎餅のお金も自分持ちで問題無く、食事も格安で美味しく住む場所もある。
仕事は忙しいがジャコウもそれなりに気を回し、詰まらないようにしてくれる。
余暇生活は浅草に行き漫談や落語を見て楽しむ。
ナナイにとってアルバトロスの経営本部長秘書という立場は非常に満足出来るものであった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24