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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[105]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/24(水) 23:57:01 ID:???
<<<12月1週・イベントフェイズ>>>
【鈴仙、海水浴場に行く】

鈴仙「暑いっ……! このままじゃあ干しウサギになっちゃうよお……」

サンパウロで12月を迎えた今もなお、鈴仙の生活は好転しなかった。
毎朝ボロボロのバーの脇にあるダンボールハウスで雨露をしのぎ、
昼は色々なバイトで生活費を稼ぎ、夜はクラブハウスという名前のバーで健気にバニーガール業をこなす。

鈴仙「リオカップまで後きっかし1カ月なのに。バイトばかりでロクに練習できてないし。」

そして、今日も大枠としては全く変わらない一日が始まろうとしていた。
うだるような暑さで目を覚ました鈴仙は、寝不足で瞼を擦りながらバーに入ると、
良く分からない雑誌を見ながらニヤニヤしているコーチが居る為声をかける。
すると彼の口からは、思いもがけない言葉が飛び出した。

コーチ「――鈴仙よ。今日が何の日か分かるか」

鈴仙「――えっ?」

深刻そうな表情でコーチはそう呼びかけた。
もしかして、何かのスイッチが入って、この変質者がいよいよ本気を見せるのではないか……。
そんな期待も込めて鈴仙は、

鈴仙「……はい! 今日はリオカップ開幕一カ月前です!」

――と、確かな熱意を見せつつオーバーリアクションで頷き、コーチにこう答えると。


コーチ「……んー? ……おお。……おーおー。リオカップ……って、何じゃったっけ?」

鈴仙「そこからですかっ!?」


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