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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[106]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/24(水) 23:59:35 ID:???
……鈴仙の期待は、全くの的外れである事が分かった。
では一体どうして、彼はそんなに畏まった口調で鈴仙に今日が何の日であるかを聞いたのか。
それは勿論、あの変態老人の中では、今日は確固たる特別な日だったからだ。

コーチ「……グヒヒ。今日は、サンパウロ海水浴場の海開きの日じゃろうが。
     ワシは毎日海開きの日は海に行って、パイオツがカイデーのチャンネーをナンパするのが、
     人生の数少ない生きがいなんじゃよ。……グホ、グホホ、グヒフホホ」

鈴仙「――はぁ……(期待じゃなくて、予想通りだったかぁ……)」

想定には入っていたその答えに対し、鈴仙はがっくり項垂れる。
しかしコーチは鈴仙に対してゴキゲンだったようで、こうも提案してくれた。

コーチ「そんな訳で、今日はワシも海に行くから、お主もバイト、休んでいいゾイ。
     むしろ、ワシと一緒に海に行くか? お前さん用の良い水着があるゾイ……グヒヒ」

鈴仙「………溶ける水着とかだったら、マジで撃ち抜きますよ」

コーチ「グホ、グヒホホホ。ふ、普通のビキニゾイ!」

鈴仙「(あやしい……)」

その提案には多分に怪しい所もあり、最初鈴仙は当然の如く同行を断ろうとしたが――。

鈴仙「……いえ。やっぱり行きます。水着は着るか、分からないけどね」

コーチ「おお、行くかァ。楽しみじゃのう……グヒヒ」

鈴仙「(この人が何か犯罪を犯したら。私は責任を持ってこの人を裁くんだ……!)」


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