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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[125]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 01:21:57 ID:ASx8Dvhc
鈴仙「まあ。それも……そうだけどさ」

ネイ「良し! じゃあ決まりだな」

――鈴仙は何時の間にか、この少年のペースに巻き込まれていった。
そして、彼に対して悪くない感情を抱き始めている事を、鈴仙は認めざるを得なかった。
場所をビーチパラソルに移し、鈴仙はネイに対し暫くの間語り合った。
自分の出自のこと、幻想郷のこと、永遠亭のこと、中山やパスカルとの出会いのこと、
八雲紫を取り込んだ純狐や、漁夫の利を狙う豊聡耳神子の企みのことや、
それに対抗する、自分達プロジェクト・カウンターハクレイのこと。
最後に、ブラジルに来てから今までの、紆余曲折ばかりの日々のこと……。
その多くは突拍子も無い話だったが、ネイは疑う事なく話を聞いてくれた。

ネイ「――そうか。……いや、やっぱり君に会えて良かったよ、レイセン」

鈴仙「えっ? そ、そう?」

ネイは爽やかな笑顔をこちらに向けてきた。
思わず照れくさくなってしまい、若干声が上ずってしまったのを鈴仙は恥じる。

ネイ「本当にありがとう。……いや、俺も今、少し悩んでいる事があってね。
   だけど、今日の君の話で色々と、着想を得る所があった」

鈴仙「そ、そう……? そんな着想を得れるトコなんて、あったかしら」

ネイ「――あったさ。友達を信じる心が如何に大事か、とかね」

鈴仙「そんな当たり前の事。サッカーでどう役立てるって言うのよ」

ネイ「……うーん。それを『当たり前』と言ってのける君を褒めてあげたいんだけどな。」
   そうなると、またナンパと誤解されてしまうからな。――そうだ」


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