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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[140]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 23:14:07 ID:ASx8Dvhc
<<<12月2週・イベントフェイズ>>>
【黄昏の隠者】
〜コリンチャンス・クラブハウス(という名の場末のバー)〜

荒くれ「うおーい、お嬢ちゃん。もう一杯酒だぁー!」

鈴仙「はいはい、只今お持ちしますから、お待ちくださいねー!」

海水浴の日から数日、鈴仙は相変わらずバニーガールとしての業務に邁進していた。
スラム街のド真ん中にあるここは、意外にも客入りが良く、
土曜日曜の概念も無いその日暮らしの男たちの憩いの場となっていた。
(看板バニーガールへの密かな人気も集客要因となっていることに、鈴仙は気付いていない)

鈴仙「……あの。もし知ってれば教えて欲しいんですけど。
    ここのマスターやってるあの御爺さんって。マジで何者なんですか?」

――そして、そんな客の内常連の男に対して、鈴仙はこう聞いてみた。
ネイとの一件がきっかけ……という訳ではないが、
最初は不可解だらけのコリンチャンスでの生活に慣れて来るうちに、
コーチの過去に対する興味が改めて深まって来た事が大きかった。

鈴仙「いや、これまでも色々ヘンな武勇伝は聞いて来たんですけど、そう言う意味じゃなくて。
    過去に何をしていたとか、どうしてチーム諸共、こんなスラム街に追いやられたか、とか」

荒くれ「……知ってると言えば知ってる。だが、俺は言わんぜ」

……が、鉄製のマスクで素顔を隠した、この恐らく中年の荒くれは、
頑として首を縦に振らなかった。


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0ch BBS 2007-01-24