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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[145]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 23:24:41 ID:ASx8Dvhc
鈴仙「『SCコリンチャンス・パウリスタ ブラジル選手権連覇 ドトール監督の名采配が光る』……?」

それは一見無関係な記事であるように思えた。
数年前、コリンチャンスがブラジル全国選手権に優勝し、
その時の監督は過去のコリンチャンスの名選手で、黄金時代を築き上げた人物であり、
今はこうして連覇を遂げ、監督してもその人気を爆発させつつあると言う内容であったが――。

鈴仙「この記事が一体どうして――って、あれっ!?」

鈴仙は記事を見て驚いた。
……いや、正確には記事にある写真を見て驚いた。

鈴仙「こ、この人って。もしかして……!」

アヤソフィアは鈴仙の推測を裏付けるように頷いた。

アヤソフィア「そうです。あのおじいちゃん――いえ、そう見えるだけで、実はそこまで高齢ではないのですが
        ――は、正真正銘この人です。」

鈴仙「う、ウソ……でしょう!?」

その写真の人物は、髪は黒く老け込んだ印象こそ無かったものの。
確かに、鈴仙が良く知るあの老人と酷似していた。

アヤソフィア「本名はヒポクラテス・ソウザ・ヴィエイラ・ジ・オリヴェイラでしたが、相性はもっぱらドトールでした。
        あ、ドトールとはポルトガル語で、日本語にすると医者って意味です。
        実際、この監督さんは医師免許を持っていて、サンパウロの市民病院の院長先生と、
        コリンチャンスの監督兼コーチを両方務めていたらしいですな。
        いやぁ。日ごろは医師として弱き市民の力になりつつ、ハレの舞台では名選手、名監督として活躍するとは。
        最盛期の彼の人気は、さぞかし凄かった事でしょう。……それこそ、政府にすらマークされる位にね」


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0ch BBS 2007-01-24