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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[166]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/02(水) 00:32:20 ID:9AohjI4s
〜パルメイラス・選手寮ロビー〜

ネイ「――やあ。まさか君の方から会いに来てくれるなんて嬉しいよ」

鈴仙「勘違いしないで。そんなんじゃないわ。私はただ、情報収集に来ただけよ」

嫌らしいまでに優しげな笑みを浮かべるネイ。
恐らくこれで数多の頭が弱い女を落として来たのだろうが、
自分は違うぞと言わんばかりに、鈴仙はつっけんどんと答えた。

ネイ「くーっ。その『自分は他の頭が弱い女とは違うのよ』って思ってそうな顔も可愛いね。
   そうだ、今からパルメイラスに来ないかい? 大丈夫、君ならオルヘスよりは強いのは確かだからさ」

鈴仙「ど、どうしてわかっ……(――とか、言ってる場合じゃないわ。
    このままだと、本当に彼のペースに流されちゃう! 早い所、私の本題を伝えないと……)」

図星を突かれて驚く仕草を無理やり抑え、
鈴仙は今自分が探っている内容についてネイに伝えた。

鈴仙「あのね、今日私が来た理由はさっきも言ったとおり、貴方から情報を得るためなの。
    具体的には……」

つまり、コリンチャンスの過去の栄光と凋落。そしてそれに大きく関わっていると言う、
あの今や老いぼれたコーチ兼監督を包む謎の真相。
果たして一般市民でしかないネイに、こんな事を聞いても分かるのかという不安が
今更になって湧いて来たが、しかし少なくとも、彼は鈴仙以上にブラジルに詳しい筈だ。


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