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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[254]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/03/09(水) 00:53:22 ID:MrrZYuvc
〜スタジアム内・控室前廊下〜
コーチ「いやー。途中でヒッチハイク先がリオ・デ・ジャネイロじゃなくて、
アフリカ西サハラのリオ・デ・オロだと気づいた時は危なかったのー」
鈴仙「危なかったのー、じゃないですよ。もう……。私達、早速赤っ恥じゃないですか!」
コーチ「まあまあ。観客は名プレーが見れれば、そんな事すぐに忘れてしまうさ」
オープニングセレモニーが終わって、鈴仙とコーチはスタジアムの廊下を並んで歩いていた。
あの場はコーチのボケ老人演技が光り、聴衆は煙に巻かれたような、
毒気を抜かれたような雰囲気になっていたものの、鈴仙は恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。
そしてそんな鈴仙を無視するかのように、老人は暢気な風にこう確認した。
コーチ「……わしらの試合は、今やっている開幕試合、フラメンゴ対スポルチ戦の次じゃ。
前にも言ったように、対戦相手はグレミオ。GKメオンの守備力とMFダ・シルバの突破力が光るチームじゃな。
それで、わしらは今から、グレミオ戦の戦略を練る為に、与えられた控室へと向かっておる所だった……かの?」
鈴仙「そうです。分かり易い状況説明ありがとうございます」
そうやって歩いている内に、廊下の突き当たりにある次試合チーム用の控室――
今は鈴仙達コリンチャンス用の控室だ――を見つけたので、
鈴仙はツンと澄ました表情のまま、コーチよりも一歩先に進み、大会スタッフから貰った鍵でドアを開けようとしたが。
鈴仙「……あれ。もうドアが開いてる」
鈴仙が鍵を使うまでも無く、その鉄製の扉は開いていた。
一体何故かと、鈴仙がコーチや他の選手達に先んじてドアを開いて中に入ると。
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0ch BBS 2007-01-24