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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[271]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/03/10(木) 00:29:36 ID:pDNX8uuY
少しだけ永遠亭での生活を思い出している鈴仙を尻目に、
アヤソフィアは追い打ちと言わんばかりに第三の紙を提示して来た。
これは今まで彼女が示したメモと違って、やや格式ばった書式でこう書かれていた。
鈴仙「契約書。――私、アヤソフィア・シェマリーは、コリンチャンススタッフとして就任するにあたり、
以下の事項を必ず遵守します。
一、コーチ、監督及びキャプテンの指示には必ず敬意を持って従います。
一、コーチ、監督及びキャプテンの指示が無い場合であっても、チームの利益を最優先した行動を取るよう努めます……?」
アヤソフィア「簡単ですが、契約書です。私は、試合やチーム運営について、
鈴仙さん達にとって最高の味方たるよう動き、裏切る意図は全くない事を示す為に書きました。
もしもこれに反した場合は、裁判所なり私刑なり、好きなようにして下さって構いませんよ」
最後にそう断言して見せる彼女は、確かに少なくとも「コリンチャンスの一員として活躍する」という点においては、
信頼が出来そうだった。
アヤソフィア「ここまで長々と話して私が伝えたかった事は一つ。私は、少なくとも今は、貴女の敵では無いという事です。
いや、むしろ逆に。私は、少なくとも今は、貴女の味方で居たいのです。
金やデータやプライドを捨ててでも、私は貴女のプレーを間近で見たかった」
鈴仙「……だったら、理由を教えてよ。単に私に興味がある意外にも、しっかりとした理由があるからこそ、
あんたはそこまでするんじゃないの?」
アヤソフィア「……そこを突かれると痛いですね。真意も分からん奴なぞ信頼できるかという意見はごもっともですし。
ただ、少なくとも私と鈴仙さんは利害関係が一致しています。
詳細はまた後日お話しますが、私は貴女とサッカーをして、リオカップに勝ちたいという明確な目的があるのですよ」
鈴仙「……もう、あんたが何を言ったって信じがたいわ。
――だから、分かった、敵じゃないって言うなら、一旦はその言葉を信じてあげる。
その必死さに免じてね。今はここで、あんたを諮問している場合じゃないもの」
アヤソフィア「……助かります」
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0ch BBS 2007-01-24