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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[366]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/15(火) 00:37:55 ID:bc6M+ldc
★ダ・シルバ→ドリブル 55 ( ダイヤK )( 5 + 6 )+(パッションスタンピード+3)=69★
★鈴仙→タックル 52 ( クラブQ )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=55
 ゲーノス→タックル 51 ( ダイヤ9 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=62★
≧2→ダ・シルバ、ドリブル突破。

――フェルナンド・ダ・シルバ。
ウルグアイの攻撃的サッカーを象徴するような荒い気性と類まれな突破力を兼ね備えた彼は、
守備に走りがちなグレミオサッカーのカンフル剤として、多大なる歓迎と共にチームへと加入した。
しかし、その歓迎は長くは続かなかった。

ダ・シルバ「(ザガロ。ネイ。サンタマリア。トニーニョ。……そして、カルロス・サンターナ。
        ブラジルのFWやMFは、俺よりもずっと強い。……俺は、弱い)」

母国ウルグアイにて五指に入る選手だった彼は、
確かにブラジルにおいても凡百の選手とは比べ物にならない強さを見せた。
しかし、その強さはあくまで凡百の選手と比べての物にしか過ぎず、
ブラジル育ちの、同世代の若手選手達に対し、ダ・シルバは全く歯が立たなかった。

ダ・シルバ「(ブラジルに来て分かった。俺のサッカーは二流、いや三流だ……!)」

……彼は、狭い母国で五指に入る程度では、世界では勝負になっても到底勝てない事を思い知った。

ダ・シルバ「(――くそっ! 諦めて堪るか。俺はここで終わらねぇ。終わるとしても、真っ赤に燃え上がってから終わってやる!)」

しかし、彼は他の多くの「期待外れ」選手と違って、腐る事だけはしなかった。
得意分野であるドリブルを何度止められても、自分が戦犯となり敗北を重ねても、
彼は心の底に秘めた熱さだけを忘れないようにした。
そしてある日――彼は漸く自らの才能に目覚めた。


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0ch BBS 2007-01-24