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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[36]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/21(日) 00:40:16 ID:FYsDbR8E
鈴仙が頼りないと見るや、新田は再び周囲をきょろきょろと見渡して、
どこへ妖夢を探しに行こうか、考えを馳せている様子だった。
そんな軽率ながらも向こう見ずな少年を見て、鈴仙は何とも言えない既視感を覚えつつあった。
鈴仙「(……何だか、佳歩に似ているかも。プレースタイルもそうだし。
直情的な感じとか、幼い感じとか。……さっき、妖夢の事を『姉御』って言いかけてたけど。
ひょっとしたら彼は、妖夢にとっての佳歩みたいな存在なのかもしれないわね……)」
今は離れてここにいない、自分を慕ってくれ、自分と共に成長してくれた相棒の姿を思い出す。
その為か、鈴仙には目もくれずにこの場を去ろうとしていた新田に対し、
鈴仙「……どうか。妖夢を宜しくね」
新田「……え?」
――と、気付かずにそう呟いていた。彼ならば、妖夢の狂気を和らげ守ってくれると信じて。
当の新田は、鈴仙の言葉に対して始め首をかしげていたが。
新田「(今の変なビールサーバーの人。もしかして姉御の昔の……?)」
鈴仙の浮世離れした不思議な雰囲気に、彼の尊敬する少女との共通点を感じたのか。
新田「(――もしそうなら、また会えないかな。昔の姉御の事とか、聞いてみたいし……)」
――そう、鈴仙への興味を密かに高めていた。
*鈴仙と新田に繋がりが出来ました。
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