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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】


[450]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/19(土) 00:42:59 ID:iELcJ8c2

――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

ダ・シルバ「……おい、受け取れスピノザ!」

グワァッ、バシュウウウウウウッ!

実況「さあ、グレミオのボールで試合開始! ですが……グレミオ、すぐには攻めません!
    ⑩番のダ・シルバ選手のパス回しを中心として、じっくりと攻めのタイミングを伺っていきます!」

鈴仙「(……前半10分足らずで2点を奪われ、早くも腰が砕けちゃったって感じね。
    諦めるには、ちょっと早いような気もするけれど)」

士気を失ったグレミオは、これ以上の迂闊な失点を避けるべく、無難なパスワークに走る。
そんな展開は鈴仙の中では想定の範囲内だった。

鈴仙「(さて、こっちとしては2点のリードがあるわけだし、無理に攻める必要は無いけれど。
    ここはどうしようかな―――)……って、アレ?」

タタタタタタッ……。

そして、パスワークを観察しながら、じっくりと次の選択肢を検討していた鈴仙の横を、
慌ただしく選手が通り過ぎた。その選手は左サイド側のアヤソフィア。
そして右サイドハーフのライアの二名だった。

ライア「レイセンもガンガン攻めろと言っていたし、こんなパスワーク、を素通しなんてさせないぞ!!
    すぐに奪って、3点差にしてやる!!」

アヤソフィア「――いやぁ、どうやらさっきの演説が利きすぎて、
        チーム全体の意識が前掛かりになってたっぽいですな。
        ま、それはそれで零れ球もフォローして貰いやすそうだし、
        こうして遅攻も未然に防げますから、一石二鳥ですよ。……失敗しても知らないけど」


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0ch BBS 2007-01-24